かけはぎ

カケハギとは、虫穴・破れキズ・こげ穴等の大事な洋服のキズを、「織り込み」「糸入れ」などの技法により、1本1本柄や折り方に合わせて元の状態の織りに仕上げる技法です。
カケハギとは、とも生地と糸によって織っていく技法ですので、接着剤などは一切使用しなくとも、その後の洗濯でもほつれることがない事を保障いたします。
なお、生地の素材や織り方によって「カケハギの織り込んだ部分」が目立つ仕上がりになる場合があります。お気軽にお問い合わせください。

カケハギ料金計算方法(目安)

基本的に、穴(中央〇)の端から5㎜離れたところから糸を織り込んでいきます。
横の長さ  (穴の大きさ)+(5㎜×2)
縦の長さ  (穴の大きさ)+(5㎜×2)
「横と縦の長さを加えた長さ」×「単価990円~」がカケハギ料金になります。
*生地の素材によって料金は変わります。
*料金は最低でも4,000円~になります。

穴の大きさを計る際の注意点です。

穴・キズだけでなく、穴の周りの生地の傷み具合を見てください。
焦げ穴などは焼け焦げている部分まで計り、そこまでが穴の大きさになります。
すり切れ穴は、穴の部分だけではなく、生地の薄く擦れている部分までが穴になります。

カケハギの仕上がり

生地の素材によって織り込んだ部分の仕上がり具合が変わってきます。
*礼服  綿織物  薄く透ける生地  サージ・ギャバ素材  綾織の素材 
*色あせている生地(共布と色合いが合わず、目立ってしまう場合があります) 

カケハギのできるもの

毛織物  毛が含まれいる織物  
*ニット素材の場合 カケハギはできません。
 小さい穴であれば、かがって塞ぐことはできます。少し吊れた状態にはなりますが、それ以上穴は大きくなりません。

カケハギの出来ない織物

革製品  ベルベット  着物  プリント素材  ナイロン  デニム  ビニール  シルク素材

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